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今さら訊けない、SEOとSEMとSMOの違い

「どれがなんて意味だっけ……」

Webでの集客方法や用語を勉強していて、

「似たような言葉が多い!」「どっちがどっちの意味だっけ……」

と思ったことはありませんか?

 

例えば、この3つ。

  • SEO
  • SEM
  • SMO

「SEO」はなんとなく聞いたことがあるという方も多いかもしれません。
「検索エンジン最適化」という意味ですね。

残りの2つはというと……すぐに思い出せますか?
今回の記事では、字面が似ているこれら単語の違いについて解説したいと思います。

 

SEO

「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」という意味で、Yahoo!やGoogle、gooなどで検索した時により上位に表示されるようWebサイトを作ることです。
「SEO対策」という言葉をよく耳にされるケースも多いかと思いますが、「検索された時に見つけてもらいやすくする」施策のことを言います。

検索エンジンの対策をしないと、ユーザにサイトの存在を知らせることができず、結果的に見込み客を逃してしまう……といったことが考えられます。

検索した時の結果は随時微妙に変わっていくので、「3ヶ月前は検索結果が1位だったのにいま見てみたら5位に転落していた……」といったことがままあります。
定期的に施策を見直す必要があります。

SEM

「検索エンジンマーケティング(Search Engine Marketing)」という意味で、検索エンジンを使って自社サイトに来てもらうマーケティング手法全般のことを指します。

検索エンジンを使ったマーケティング手法には、代表的なものとして

  • SEO(検索エンジン最適化)
  • キーワード連動型広告掲載
  • リスティング広告掲載

があります。

「SEMの一環として検索エンジン最適化(SEO)を行う」という形ではありますが、SEOでの施策内容が多岐にわたること、そして検索エンジンの検索結果ページから入ってきたユーザは強い関心をもとに検索してきているケースが多く強力な見込み客であるため、「SEO・SEM」などとひとくくりに語られる場合もあります。

 

SMO

「ソーシャルメディア最適化(Social Media Optimization)」という意味です。
「SEO」は検索エンジンを使って自社サイトに誘導する手法でしたが、「SEM」ではソーシャルメディアを使って自社サイトに誘導させる施策のことを指します。

ソーシャルメディアという言葉は、聞き慣れた方も多いかもしれませんね。
TwitterやfacebookなどのSNS、Youtubeやニコニコ動画など動画共有サイト、Amebaブログなどのブログといった、「誰もが発信側になれる」メディアを総称して「ソーシャルメディア」と呼びます。

  • Twitterやfacebookを通じて顧客とコミュニケーションをとったり情報発信をすることで、親近感を持ってもらい購買へとつなげる。
  • 動画やブログからの口コミを使って商品をPRする

といったことが、ソーシャルメディアを使ったマーケティング手法として考えられます。
こうした手法に着目し、ソーシャルメディアを使って積極的に商品やサービス認知してもらう施策がSMOです。

NHKニッセンなどに見られるように自社のキャラクターを確立して親近感を持ってもらったり、twitterやfacebookでユーザとやりとりするといった方法があります。

 

おわりに

まとめると、この3つの単語の違いは

  • SEO……検索エンジン表示の最適化
  • SEM……検索エンジンを使ったマーケティング手法であり、SEOもその中の一つ
  • SMO……検索エンジンではなく、ソーシャルメディアを使ったマーケティング手法

似たような単語で混乱してしまうこともあるとは思いますが、一つ一つの意味を調べていけば、グッと理解が深まると思います。

 

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